各位

新しい呼吸理学療法機器「LIC TRAINER」


2016年9月16日より販売を開始します。



カーターテクノロジーズ株式会社(埼玉県川口市、代表取締役:関根 敦、以下カーターテクノロジーズ)は、国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(東京都小平市 理事長:水澤英洋)病院(院長:村田美穂、以下国立精神・神経医療研究センター)と共同開発してきた筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic lateral sclerosis: ALS)を対象とした新たな呼吸リハビリテーション機器であるLIC TRAINER(エルアイシートレーナー)について、2016年9月16日より販売を開始します。

LIC TRAINERは、ALSなどの神経筋疾患の患者さんに向けた呼吸リハビリテーションの1つとして実施されている一方向弁を利用した最大強制吸気量(Lung Insufflation Capacity: LIC)を安全に且つ有効に実施するための呼吸リハビリ機器です。

LIC TRAINERには、治療機能と評価機能を有しております。
治療機能としては、本体の一次側(IN)に蘇生バック(別売)を、二次側(OUT)にマスク(別売)を装着し、呼気ラインを患者または補助者が手指で押え蘇生バックで加圧します。加圧する際、本体内に内蔵されている一方向弁により息止めができない患者さんに対して陽圧を保つことができます。患者さんが耐えうる最大圧まで加圧したのち患者さんまたは補助者が呼気ラインを開放することで、患者さんの肺胞を膨縮させ、肺及び胸郭の柔軟性を改善します。
評価機能としましては、本品は二次側(OUT)とマスク(別売)の間に簡易流量計(別売)を装着することで患者さんの最大強制吸気量(Lung Insufflation Capacity:LIC)を測定することができます。
使用方法については、当社ホームページにある添付文書をダウンロードし、ご確認ください。

これまで、複数回に渡る試作品の製作を行い、評価を繰り返してきました。評価が完了した試作品に基づき、デザイン設計、量産対応等を行い、本年9月に発売の準備が整いました。また、知的財産に関しても特許出願、商標出願が完了しております。

多くの医療関係者、患者さんより「発売はまだか?」とお問い合わせを受けるたびに、「まだです」と答えることが心苦しく、1日でも早く発売できるように準備して参りました。そして、本日ようやく発売日を発表できる段階まできました。もう少しで皆さまにLIC TRAINERを届けられますので、あと少しだけお待ちください。なお、LIC TRAINERを使用する際に用いる蘇生バッグ、マスクは別売りとなっておりますので、お客様ご自身で事前にご準備いただければと思います。(現在、蘇生バックなどは、楽天市場様などのインターネットショップでも購入可能となっております。申し訳ありませんが、当社では販売しておりませんので、別企業様より購入下さい)

LIC TRAINERの詳細は、当社ホームページの製品情報よりご確認ください。
また、製品の購入をご希望される方は、当社ホームページの製品情報にあります「ご購入に関するお問い合わせ」よりご連絡ください。電話での購入受付は、誤発注の原因となりますので、なるべく問い合わせフォーム、メールまたはFAXを使ってご連絡いただけますようによろしくお願いいたします。

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LIC TRAINER

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LIC TRAINER開発プロジェクトメンバー 完成記念写真