一人ひとりの健康に貢献するために医療機器づくりに没頭する。
カーターテクノロジーズです。

わたしたちは、ものづくり技術をベースとした医療機器の企画、設計、開発、製造をワンストップで提供しています。
発注の区分や数量を問わず、ニーズに合わせた開発・製造が可能であることはわたしたちが持つ最大の強みです。
また医療機器・製薬等の医療業界に精通するカーターテクノジーズだから実現できるクオリティ。
職人技術が成しうる加工技術・徹底した品質保証は他に類を見ません。

サービスについて

開発・製造パートナーになりませんか?

「新しい治療方法を可能にする医療機器が欲しい」
「既存の機器の改良やバージョンアップをしたい」

このようなニーズが医療現場に多く存在している一方で、ニーズは多様化しており、そのすべてをカバーできているとは言い難い状況です。そこで、まだまだ充足できていない医療現場にある小さなニーズをもとに、新しい医療機器を一緒に開発・製造しませんか?
  • ドクターニーズは把握しているが、どこでモノを作れば良いか分からない…。
  • 大手の医療機器メーカーに相談したが、イマイチ乗り気じゃない…。
  • 少ないニーズには答えられないと自社開発部門に言われた…。
このようなお悩みをお持ちの医療機器メーカーに対して、わたしたちは医療機器の開発・製造を支援いたします。

医療機器の企画・開発・製造を専門としてワンストップサービスを提供します。

常に医療現場に足を運び、ニーズを汲み上げ、形にしていく。

これがカーターテクノロジーズのスタイルです。

企画に関しては、これまでの医療機器開発の経験をベースに構成し、お客様のニーズに基づいた試作機の設計/製作、機械特性や耐久性等を評価する検証実験の計画立案および実施を行います。

製造は、国内・海外を問わず最適な量産工場で部品を仕上げ、新しい拠点である「松伏メディカルアトリエ」にて、組立、包装、保管および品質試験を行います。

これらのサービスを30年の金型製作事業で培った「ものづくり技術」と25年におよぶ医療産業での「製造管理/品質保証経験」を梃子に提供いたします。

サービスの特徴

「どうつくるか」の前に医師や看護師の方たちがどう使うか、を考えます。
「どう提供するか」の前に医療機器メーカーの方たちがどう活用するか、を考えます。
わたしたちのサービスの目線は常にお客様側にあります。
ニーズに合わせたサービス区分、医療現場を知り尽くした経験からの治療機器・手術器具の企画・開発、
そして検証実験やドキュメンテーションへの対応。医療機器の開発・製造支援を専門に行う
わたしたちのサービス特徴をじっくりとご確認ください。

サービスの区分や種類、数量すら問いません!

わたしたちのサービスは、医療機器の開発・製造をワンストップで提供できる、という特徴がありますが、
そのすべてをワンストップでなければ提供しないという訳ではありません。それぞれの
お客様のご希望に合わせたメニューで開発・製造の支援をさせていただきます。

納期優先 - 早急に性能評価だけでも行いたい

このようなニーズに対しては、試作機を製作し、要求仕様に基づいた性能評価のみを行うことも可能です。特に耐久性やデザイン性などを考慮しなくても良い場合は、工場に在庫している材料を用いてテスト機をスピーディーに作りあげることも可能です。

コスト優先 - コストを出来るだけ抑えて開発したい

役務分担を明確にしましょう。わたしたちが担当する範囲を小さくすることで、お客様の作業量は増えますが、開発コストを抑制することが可能です。できることは自社で行うというスタンスで試作機の製作や改良だけをわたしたちにお任せしていただくケースも多くあります。

発注単位優先 - 部品1個だけ作って欲しい

部品1個だけ、喜んで作ります。最近のご依頼の中では、部品1個の製作もありますが、1箇所だけ穴を開けて欲しいと言ったご依頼もありました。わたしたちが所有している機械で加工できるようでしたら、すぐに対応しますので、ご遠慮なくお申し付けください。

製品仕様優先 - 同じようなものを作って欲しい

このような要望にも対応いたしますが、特許に係る機能やデザインを模写することは企業のコンプライアンスから対応できません。しかしながら、既存の医療機器の仕様を確認させていただき、特許を考慮した上で、わたしたちなりの企画・設計にて製作をすることは可能です。

実験や各種ドキュメンテーションにも対応します!

わたしたちのサービスは、ものづくりを得意としているため試作機や製品の製造に目が行きがちですが、
その周辺にある検証実験や各種ドキュメンテーションも合わせて行うことが可能です。

作って評価する、そしてまた作って評価する。

医療機器の開発・製造のプロセスにおいて、他の産業と異なる点は、薬事法に準拠しなくてはならないということです。わたしたちが手掛ける医療機器はクラスⅠに相当する製品が多いため、臨床試験を必要とせず、更には承認ではなく医薬品医療機器総合機構(PMDA)へ届出をする形式の製品であります。ただし、届出だけということは、むしろ自社で品質を担保しなくてはならないという意味でもあります。
そこでわたしたちは、機能性や耐久性等の基礎的な評価を行う検証実験について計画を立案し、製作した試作機を用いて実験を行うサービスも提供します。詳細な分析等は外部機関に依頼することもありますが、自分たちで製作する試作機だからこそ、検証実験の勘所を把握しやすいという利点があります。また、開発は問題なく進捗するケースの方が稀です。試作機を製作して評価し、また作り直して評価する…このようなプロセスを繰り返し、最終製品ができあがります。わたしたちは、「試作機を作ること」、「検証実験で評価すること」の双方の対応ができることから、結果をタイムリーに製作工程にフィードバックし、スムーズな試作機の改良・改善を行うことが可能になります。

文書化することの重要性

検証実験を実施することはもちろん重要ですが、その計画や結果を文書化し管理することも医療機器の開発においては重要なことです。DHF ( Design History File )と呼ばれる開発の履歴簿に必要な各種図面や仕様書、検証実験レポート等について、その都度、お客様に提示できるスタイルで文書作成、管理をしております。ただの金属加工屋だと思わないでください。このような開発におけるドキュメンテーションの重要性をより深く理解していることこそ、わたしたちが医療機器の開発・製造の専門家と呼ばれる所以なのです。

有効性や安全性に加え、デザイン性も追求します!

医療機器の開発には、治療効果が得られる有効性や医療事故を未然に防ぐように
設計された安全性が重要な要素になります。 これらに加え、わたしたちは新しい基軸として
デザイン性を重視して医療機器の開発を行います。

ドクターが満足する使いやすさ「究極のデザイン性」

医療機器の有効性や安全性を支えるのは、機器の使いやすさであると考えます。わたしたちが開発・製造している手術機器は時にドクターの手となり足となるものです。ドクターのニーズをしっかり聞き取り、そのニーズに合わせ何度でも設計を繰り返し、究極のデザインを追求するのが、わたしたちの医療機器開発・製造サービスであります。そのために、わたしたちだけではなく、必要に応じてプロダクトデザイナーと連携し、設計を進めていきます。

患者さんからの声を楽しみに

わたしたちが開発・製造する医療機器は、ドクター等の医療従事者だけではなく、患者さんが直接使用する機器も多くありまます。例えば、患者さんが利用するリハビリテーション機器。その現場では大変つらいトレーニングを強いる場面も往々にしてあります。そんなリハビリテーションの現場で使う機器が洗礼されたデザインで、かつ使いやすい機器であったら、少しでも患者さんが前向きにリハビリテーションに取り組めるのではないか、とわたしたちは考えています。
  • 「この機器カッコイイから使ってみたい…」
  • 「この機器持ちやすいし、軽いし使いやすいね…」
わたしたちが開発した医療機器を見て実際に手に取り、使っていただいた患者さんから、このような言葉が届くことを願っています。

注力領域

カーターテクノロジーズでは難病領域、外科領域、ホームヘルスケア領域に注力しています。
「わたしたちだからこそ、できること」という独自性を追求しております。
そのため、他社との差別化を考え、注力領域を設定し、経営資源を
重点的に投入することで、製品の価値を最大限に高めています。

Intractable Diseases

難病領域

難病領域は、医療上の必要性が高いにも関わらず、患者が少ないことにより、医薬品や医療機器の研究開発が進まないという課題があります。そのような領域だからこそ、わたしたちのような小さな企業が機動力を活かし開発を行うことができると考えております。

わたしたちが開発したLIC TRAINERはその第一弾であり、これまでも多くの患者さんにご使用いただいております。

必要としている患者さんがそこにいる。
わたしたちが難病領域の医療機器を開発する理由はその一点でしかありません。

Surgery

外科領域

外科領域の中でも主に手術器具として使用される鋼製小物の開発・製造に注力しております。

外科領域の医師にとって手術器具は、自分の手であり足であります。手術を成功に導くためには、医師の繊細な手技はもちろんのこと、その相棒となる道具の存在は重要です。

わたしたちの手術器具開発は、ドクターニーズに合わせ、1本、1種類からの開発を承っています。

「こんな仕様の手術器具があれば、もっと患者さんを救えるのに」

このような気骨のある医師の方々をサポートすることが、わたしたちの使命だと思っております。

Home Health Care

ホームヘルスケア領域

新型コロナウイルスの感染拡大は、これまでの世の中を大きく変えてしまいました。わたしたちの暮らしの中で、これまで以上にお家で過ごす時間が増えてきております。

そこで、お家時間を快適にするための衛生用品やお家での健康維持・予防のための機器等に着目しました。合わせて、多くの方々にわたしたちの製品に親しんでいただきたい思いで、ホームヘルスケアブランドとして「Cata-MEDICA」(カタメディカと読みます)を立ち上げました。

この領域はわたしたちにとって新たなチャレンジではありますが、今後

「Cata-MEDICAっていいよね」

という声が街中から聞こえてくることを目指し、製品開発を進めていきます。

Carter Technologies' focus areas

製品情報

当社が製造販売する製品、受託製造している製品および
当社が企画、設計、製作した部品、試作品を紹介します。

企画・開発・製造の流れ

わたしたちの医療機器の企画・開発・製造サービスにおける一般的な流れをご紹介します。
お問い合わせから製造まで、お客様と密に連携を取りながら、
新しい医療機器の誕生をサポートいたします。

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01 お客様よりお問い合わせ

まずは、お客様の医療機器に関するお困りごと、ご相談ごとをお問い合わせフォームからご連絡ください。もちろん、お電話やFAXでのお問い合わせにも対応しております。

電話:048-993-4422  FAX:048-993-4412

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02 製作可能性検討

わたしたちは「何でも作ります」というスタンスではありません。そのため、お客様からいただいたお問い合わせ内容から、わたしたちがどのようなサービス提供が可能かを検討します。
・お客様のニーズに対応するものづくりが可能か?
・ご要望の予算でサービス提供できるか?
・他の作業を鑑みて、納期は大丈夫か?
このような項目の検討を行い、その結果をご回答書として提示させていただきます。

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03 ヒアリング

回答内容をご承諾いただいたお客様は、ここから詳細なお打ち合わせに入ります。わたしたちのものづくりは、徹底したニーズ調査からスタートします。お客様とのお打合せはもちろんですが、実際の医療機関に出向き、直接医師や看護師の方たちからお話を聞き、治療や手術に立会うケースもあります。やはり答えは現場にあると考え、わたしたちは積極的に医療の現場に足を運ぶことで、ニーズを確実にミートした製品を作り出すことが可能になると考えております。

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04 ご提案書提示

ヒアリングで得た情報から、開発の全体スキーム、試作機の仕様、検証実験案等、お客様のニーズに基づいたサービスをご提案書というパッケージにして提示させていただきます。このご提案書は、お見積書、工程表を含んでおりますので、必要な開発コストやスケジュールもご確認いただけるようになっております。

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05 ご契約

提案内容を正式にご同意を頂いたお客様と、開発に関するご契約を締結させていただきます。契約の形態はサービスの内容に応じて対応いたします。基本的には開発委受託契約の形態を取りますが、試作機のみの場合等は、注文書形式でご契約いただくことも可能です。なお、支払い条件についてはお客様のご要望に沿える形で柔軟に対応いたしますので、ご契約の際に合わせてご相談ください。

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06 企画/設計

ご提案書の内容をベースに、試作機の詳細な企画/設計を行います。高い集中力を必要とする手術や治療の現場。作業を支える機器類は確実な性能を発揮し、医療従事者の『相棒』とならなければなりません。わたしたちは「使いやすさ」「性能」「安全性」といった機能にフォーカスし、医療機器の設計を行います。設計完了後に、製作図面と製作仕様書を提示させていただきます。

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07 試作/検証

製作図面、製作仕様書のご承認を得た後、試作機の製作を行います。製作図面に従い、材料を加工し、部品を製作し、試作機を組立てていきます。出来上がった試作機は機能性や耐久性等の検証実験により、目的とした性能を発揮することを確認します。このフェーズが流れの中で最も時間を要すところであります。そのため製作の状況説明や各種検証実験の計画、結果のレポートも随時行いながら、お客様と密なコミュニケーションを取る形で進めていきます。また、医師や看護師の方から試作機に関するヒアリングを行う場面があれば、わたしたちも同行させていただき、直接お話を伺うことも行っております。

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08 届出(承認申請)

試作/検証での評価結果を確認いただき、いよいよ医療機器としての届出を行います。(クラスⅠの場合)わたしたちは、第3種製造販売業を取得しておりますので、開発した製品の製造販売を担当することも可能です。もちろん、お客様にて届出書を提出する場合は、構成部品内容や機器仕様等、開発情報を提供し、届出書の作成支援をさせていただきます。

09 製造(製品供給)

医療機器製造販売届出書の提出で、正式に新しい医療機器が誕生します。
ここからは別途、製造委受託契約を締結させていただき、QMSに従った製造業者との取決め書もこのタイミングで取り交わさせていただきます。これらの手続きが整った後、わたしたちが製品を製造し、完成した製品をお客様に納品いたします。 製造開始前には製造方法や包装形態の検討、品質管理項目の確定など多くの対応をしなければなりません。しかし、わたしたちの開発・製造サービスをワンストップでご利用いただいている場合は、既に開発フェーズでの情報の蓄積がありますので、スムーズな製造フェーズへの移行が可能になり、早期の製品供給を実現いたします。 以降は、高品質の製品をタイムリーに製造し、お客様への安定供給に努めます。

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カーターテクノロジーズについて

Our Story

ものづくりに精通した兄・関根 孝志と医療業界での豊富な経験を持つ弟・関根 敦。15歳から71歳まで金型製作の職人であり続けた父・関根 恒夫。父は2012年に他界しましたが、多くのことをわたしたちに残してくれました。金属加工用の機械設備、ものづくり技術、仕事へ真摯に取り組むことの大切さ。このどれもが、カーターテクノロジーズを立ち上げるために必要な要素でした。

そして、2013年9月18日、父の誕生日であるこの日に、わたしたちは兄弟2人で、カーターテクノロジーズを立ち上げました。

兄が設計、製作した試作機を弟が検証実験で評価する。弟が薬事対応を行い、兄が製品を製造する。それぞれの経験や特徴を活かしたハーモニーは、至極のものづくりを生み出します。

飛行機を発明したライト兄弟のように
ゲーム業界を席巻したマリオブラザーズのように
わたしたち兄弟は、医療機器産業のものづくり分野に名を刻めるように、
ここからチャレンジを始めます。

詳細なOur Storyは以下のStorysをぜひお読みください。

「ボクとアニキの起業物語」

社長あいさつ

カーターテクノロジーズ株式会社のホームページにアクセスいただきありがとうございます。
当社は医療機器の開発・製造サービスを提供するものづくり企業です。

当社はまだ立ち上げたばかり、更には兄弟で経営している小規模な企業です。よって、一般的に言われる経営資源である「ヒト・モノ・カネ、さらには情報やネットワーク」が全て整っている訳ではありません。ただし、「ヒト」に関しては長年の医療機器部品の製造や金型製作の経験をもった技術者である兄と、わたし自身の医療産業での経験があります。「モノ」に関しては、父が残してくれた金属加工の機械設備を一通り有しております。残念ながら潤沢な経営資源としての「カネ」はありませんが、その代わりに周辺には優れた技術を兼ね備えた企業が多数存在しており、ものづくりネットワークが構築されております。これら限られた経営資源ではありますが、お客様が満足するものづくりを目指し、全力でサポートさせていただきます。

現在、日本のものづくりは激変の時代を迎えています。特に当社のような小規模に営んでいる町工場や中小企業の製造業者は海外製造所との熾烈なコスト競争の中で生き残りをかけた戦いに晒されております。このような厳しい背景ではありますが、持ち前の起業家精神で挑戦を続け、わたしたちのサポートした医療機器で患者さんはもとより、医療関係者や地域の方々の健康と生活の質の向上に貢献できればと思っておりますので、今後とも一層のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2013年9⽉18⽇



カーターテクノロジーズ株式会社 関根敦
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Matsubushi Medical Atelier【Manufacturing Area】

松伏メディカルアトリエ

埼⽟県北葛飾郡松伏町松伏3207

自宅の軒先に構えた小さな作業場。
リビングを改装して作った設計室。
医療機器を開発・製造するための機器も少しずつ増えてきました。
わたしたちの「ものづくり」の原点は、ここにあります。

Matsubushi Medical Atelier【Office Area】

松伏メディカルアトリエ

埼⽟県北葛飾郡松伏町松伏3207

⾶沫防⽌⽤のアクリル板
空気清浄機付きのエアコンとオゾン発⽣器
密にならないようソーシャルディスタンスも保てるように
スペースを確保しました。

My Story - Atsushi Sekine

「挑戦し続けること」

1974年生まれ。カーターテクノロジーズ株式会社 代表取締役
経営を包括的に管掌する中で、兄がものづくりに集中できるように、周辺業務を汲まなく担当する。特に医療業界での製造・品質保証経験をベースに試作機の検証実験やドキュメンテーション、薬事対応などを行う。

1994年、小山工業高等専門学校 工業化学科を卒業後、中外製薬株式会社に入社、製造部門に13年間所属し、現場の製造作業から製造・品質管理の経験を積む。その間、東京理科大学理学部第二部に入学するも仕事と学業の両立が上手く行かずに中途退学となる。それでもなお、学業への挑戦を続け、大学資格認定試験を経て、日本工業大学大学院 技術経営専攻科に入学。大学を飛び越えて、大学院で経営を学び技術経営修士号(MOT)を取得する。この時に書いた修士論文は、当社のベースとなる受託製造に関するビジネスモデルの研究であった。

2007年、大学院を卒業した年に新たな挑戦として、ベンチャー企業の世界に飛び込む。これまでの大手企業とのカルチャーの違いに怯むことなく、ビジネスを展開していく。「世界から注射の痛みをなくしたい」というコンセプトのもと、薬剤を皮膚から投与する医療機器や経皮吸収製剤の開発に注力する。その数年後、残念な英語力にも関わらず、これからのビジネスパーソンは、グローバルでなければ通用しない、とか言いながら海外勤務を熱望する。その気持ちを会社が汲んでくれたのか、シンガポールに駐在することになる。「こんなに英語が話せない駐在員は初めてだ」と現地のマネージャーに笑われながらも、「言葉だけがコミュニケーションツールではない」と日本語と英語を織り交ぜ、更にはボディーランゲージを使いながら、海外ビジネスを楽しむように1年を過ごす。更に帰国後は、経験のない営業職に挑戦し、医療機器会社や製薬会社にライセンスを売り込み、共同開発の受注に成功する。

そして、40歳を目前にして、起業家の道へ。
いつまで新しいステージを目指し、チャレンジし続けるのだろうか。「まだまだ続くよ」と自分に答えながら、カーターテクノロジーズが切り拓く未来を、わたし自身も楽しみにしています。
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My Story - Takashi Sekine

「ものづくりに没頭する」

1971年生まれ。カーターテクノロジーズ株式会社 設計/製作ディレクター
当社の根幹である「ものづくり」を一手に担当する。自らお客様のところに出向き、現場の声を聞き、自ら設計を行う。各種加工機を操りながら、時に手仕上げも組み合わせ、試作機や製品の製作を行う。

1990年、春日部工業高校 機械科を卒業後、染谷精機株式会社に入社、ものづくり職人としての道をスタートする。プレス金型の製作を通じて、設計技術、加工機の操作等、金属加工に関するイロハを習得していく。その後、父・恒夫が経営する関根製作所へ入社、ここからは父との二人三脚で、金型製作の業務を行う。根っからの職人であった父に対し、自動機の導入を提案、NCフライス、ワイヤー放電加工機などの設備投資を積極的に行った。「これらの設備を導入すれば、仕事も増える」そう描いていた未来は…景気の低迷も相まって、予想よりも受注高は上がらなかった。

この時、活路を見出したのが医療機器部品であった。長年、近隣の医療機器メーカーから部品の製作を依頼されていた。プレス用の金型を製作し、その金型を使い自社のプレス機で部品に仕上げた。時に新しい製品の試作を依頼されることもあり、受注高は景気に左右されずに安定していた。

そして、2012年、医療機器部品を専門に取り扱うビジネスを開始、2013年にカーターテクノロジーズ株式会社を弟と2人で立ち上げた。会社の設立と同時に医療機器製造業を取得し、部品製作だけではなく、開発から製造までワンストップで対応できるビジネスモデルに進化させた。

小学生の図工の時間、「働くひと」をテーマにした版画制作の課題があった。その時、迷うことなく「父がコンターで金属を加工している姿」を描いた。この時から職人である父の姿に憧れていたのかも知れない。進学の際、普通高校を選ぶ多くの友人を尻目に、工業高校の機械科に進んだ。他の職業は考えられなかった、後にも先にも、ものづくり一筋である。「へぇ~こんな風に作れるんだ」という声が聞きたくて…、今後もものづくりに没頭します。
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会社概要 - Company Profile

社名 カーターテクノロジーズ株式会社
Carter Technologies, Inc.
住所 埼⽟県北葛飾郡松伏町松伏3207
役員 代表取締役 関根 敦
資本金 1,000,000円
設立日 2013年9月18日
連絡先
事業内容医療機器の企画、設計、開発及び製造の受託サービス
医療機器部品の製造の受託サービス
医療機器産業の参入等に関するコンサルティング
業許可
医療機器製造業 登録番号 11BZ200353
第三種医療機器製造販売業 許可番号 11B3X10044
高度管理医療機器等販売業・貸与業 許可番号 第813415号

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たくさんの医療機器メーカーの方たちから「パートナーになって良かった」と言ってもらえるように
たくさんの医師や看護師の方たちから「使いやすい医療機器だね」と言ってもらえるように
そして、たくさんの患者さんが笑顔になれるように

わたしたちの担える役割はまだまだ小さいかも知れませんが、
こんな未来をつくりたいと真剣に思い、サービスを提供いたします。

- Atsushi Sekine , Carter Technologies Inc. CEO

カーターテクノロジーズからのお約束

インターネットの問い合わせは手軽に行える半面、相手が見え難いことから何とも言えない怖さがあります。実際にわたしたちもそうです。新しい試作機を作るに際して、特殊な材料を探している時、最適な表面処理をしたくて外注業者を探している時。「この会社に問い合わせをしたいな」と思いながらも、何となく躊躇する…その気持ち、わかります。ですので、わたしたちの問い合わせは、お客様に対して3つのお約束をさせていただきます。
  • どのような内容であっても必ずお返事することをお約束します。
  • いただいたお問い合わせから、24時間以内にお返事することをお約束します。
  • お問い合わせいただいた情報の秘密を守ることをお約束します。
このように当社では、いただいたお問い合わせに対して、丁寧に対応させていただきます。ご安心いただき、お問い合わせください。
Covid-19

新型コロナウイルス感染症対策
について

カーターテクノロジーズでは、新型コロナウイルスの感染症対策として、オンライン会議及び勉強会を実施しております。

各種WEB会議システムにも対応しておりますので、お気軽に担当者までお問い合わせください。

「あれがほしい」を最高のクオリティで。

お客様が必要なサービス内容を、必要な分だけ、必要な時にお届けする。
医療機器の開発・製造におけるコンシェルジェのような存在でありたい。
みなさまからのお声掛けを楽しみにしております。