以前のの記事では、医療機器の開発は現場ニーズをベースとしたマーケットイン方式で行い、且つ小さなニーズを汲み取って開発することで、自社のファンを作って行きましょうという内容をお話しました。
ぜひ、もう一度、読み返してみてください。
医療機器営業マン必見!現場のニーズが製品開発において重要な訳
御用聞きで何が悪い!医療現場の小さなニーズに対応することのメリット
医療現場のニーズが重要と言いましても、実際にそのニーズを拾う機会がないという企業様に朗報です。大変便利なサイトがありますので、ご紹介します。
まず、結論的から。
このサイトです。
医療機器アイデアボックス
このサイトは株式会社三菱総合研究所が運営しておりまして、経済産業省の委託事業として行っている課題解決型医療機器等開発事業(医工連携推進支援事業 )の一つであるようです。医療機器開発に関する医療ニーズが掲載されており、そのニーズと企業をマッチングさせ事業化することを目的にしています。2012年頃から運営が開始されているので、現在で約2年程度が経過しているのですが、掲載ニーズ数は30件ぐらいです。これを多いと捉えるか、少ないと捉えるかはそれぞれの企業様の判断ですが、医療従事者が直接ニーズを書き込んでいるサイトですので、かなり貴重なニーズ情報では、と当社では考えております。
サイトの使い方は説明する必要がないぐらいシンプルですので、百聞は一見にしかず…まずは訪問してみてください。(ユーザー登録をすると全ての情報が閲覧できますが、登録がなくてもニーズの内容は確認できます)
いかがでしょうか?
簡単な企業情報を記載しユーザー登録すれば、直接ニーズを書き込んでいる医療従事者へアプローチも可能です。ぜひ、このようなサイトから医療機器の開発ニーズを把握していただければと思います。