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少し時間が開いてしまいましたが、今回もメディコラムとして4回目の投稿になります。
それにしても暑いですね。関東地方もこの3連休で梅雨が明けたようで、凄まじい気温上昇にあります。当社がある埼玉県は群馬県などと並び国内でもかなり高い気温となる場所でもあり、7月-8月にかけていったい何日猛暑日になるのだろうかと今から心配であります。
熱中症にはくれぐれも注意してくださいね。

さて、今回のメディコラムのテーマは高齢者向けの医療機器についてです。
めざましい技術の進歩で、ひと昔前では考えられなかったような医療機器が登場するようになりました。
それは高度な技術を備えたものだけでなく、より身近に使用できるものについても同様です。まさかレーザーを使用した家庭用の美顔器が登場するなんて十数年前には想像もつかなかったことです。

この技術の進歩は需要の増加と密接な関わりがあります。簡単に言ってしまえば求められる分野ほど進歩が早く進むのです。需要が多ければ研究が進みますし、予算も確保できるようになります。その結果高度な機器の開発とコスト減による低価格化の両方を推し進めていくことになるわけです。
そんな需要と供給のバランスが現在もっともうまく進んでいる分野のひとつが、高齢者向けの医療機器です。健康状態を確認する心電図や、人工呼吸器などの装置の需要が高齢化の進行で急速に高まっており、多くの医療機器メーカーが開発にしのぎを削っている状況です。

高齢者向けの医療機器の特徴は、治療のためよりも健康維持のためと快適な生活のために必要とされるものが多い点です。脈拍や体温などのバイタルチェックが手軽にできる装置、あるいは自立した生活を支援してくれるための装置などが代表的な例として挙げられます。

もともと医療機器は海外メーカーが強く、国産メーカーは劣勢を強いられている状況ですが、世界的に見ても急速な勢いで進んでいる高齢化の状況もあり、今後この分野で日本メーカーが活躍するのではないかという期待ももたれています。高齢化の影響が医療機器の分野にも及んでいますね。当社においても高齢者向けの医療機器や福祉機器、とくにリハビリに関連する器具などの開発に着手し始めております。少しでもこのような高齢化社会に貢献できればと思っている次第であります。

以上、メディコラムでした。
更新は不定期ですが、今後も医療機器に関するトピックを少しずつ紹介できればと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。